子どもの健康

塗り薬

薬の種類を使い分け

冬になると、肌が乾燥することもあって、子どもも大人も、腕や背中がかゆいと来院されます。夏は肌の露出が増えるので外からの刺激で湿疹が増えますし、アセモも経験します。湿疹そのものを治すため、又はその部位にいる菌を殺すため、時には湿気を保つために、様々な塗り薬を使用します。
とはいえ、とても多くの種類がありますね。抗生物質が入ったもの、ステロイドが入ったもの、その他様々な成分の薬が皮膚に対して処方されます。

その病気に効く主要な薬成分は、基剤という成分に溶かし込んであります。たとえれば、飲むための水薬でも、色々な成分が液体に溶かしてあるようなものですね。この基剤の種類により、塗り薬には、軟膏、クリーム、ローションなどがあります。どんな風に使い分けるのでしょうか。

まず、成分が皮膚から吸収されやすいのはローション、クリーム、軟膏の順
一方、塗った場所にとどまって作用が持続しやすいのは軟膏、クリーム、ローションの順です。皮膚にしみこみやすくても、汗などで肌からすぐに落ちるようでは効いている時間は短くなります。薬が有効に効くためには一定の時間、その場所にとどまっていてくれることが必要です。

軟膏はジュクジュクしているところ、クリームは乾燥しているところによく使われます。ローションは塗りやすく、頭などの毛髪の生えているところにも使用されます。
薬の成分は同じでも、塗る場所や状態によって、基剤を使い分けるのが上手な塗り薬の使い方といえるでしょう。

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